孤独な人間だからこそ、

いろんなものを所持したがる。自分は唯一肉体しか所持出来ないのは、寂しいから、いろんなものを欲しがる。装飾品、洋服、家、ペット、家族、車、食事のレパートリー、電化製品、皆、寂しい孤独の原動力が産み出したこどもたち。
どーせ、いちどは皆死ぬのだから、縁有って出合えた人々を大切にしたい。
婆さんがアンモニア臭くてもじいさんが頑固でも、めんどくさいこと言い出すひとでも、できるかぎり、やさしくしあわせをかんじたい。しょせん自分も、所有できるのは、肉体だけ。自分の肉体を使って、目の前のひとの
肉体が一日でも快適に過ごせるならすばらしい。
死ぬということは、可能性がそこで終わってしまうと言うことだ。肉体を持って生きることが生きてることだ。
あまり、言う通りにならないからだになっても、生きていて欲しい。