今日は、知り合いの骨を火葬場でひろいました。

昨日から通夜、告別式と出席してきました。
火葬場の炉に棺桶が入って1時間と少しの間

焼き上がりを待ってる人達と、
出されたビールとおつまみと、おにぎりを食べて待ちました。
隣に座ったおばさんがしゃべる、しゃべる、
それはもう、すごいしゃべりようで、
誰かの発した話題をぜんぶ自分に照らし合わせ
自分の話題に持って行くと言うなかなかできない特技の持ち主だったので、
面白いから、次々話題を提供し、それをBGM にしながら小袋に入ったサキイカをつまみながら、生きてる感をゆらゆら楽しみました。


生きてるってのは、食べる事なんだなぁと、喋りながらおにぎりを咀嚼する口元の皺を見る。毛穴をみる。

しばらくして移動して、
焼き上がったばかりの白い骨を長い箸でつまんで、隣のひとに渡しながら合掌。

白い骨を見た時、生きるってやっぱり肉体なんだなぁと実感。

私はまだ、肉体を持っている、
今のところ、どこにも故障のない肉体を持っている。
肉体は、私自身。
かわいく、大切な私のからだ